企業の移動課題に答えるGO

企業の移動課題に答えるGO

安全・安心なモビリティ社会の実現に貢献

あいおいニッセイ同和損保 損害サービス業務部
損害サービススタイル変革グルー
プ 担当課長
吉本 浩紹様

移動で人を幸せに。

GO株式会社 GOアプリ事業本部
配車事業企画部 法人事業グループ
白鞘 隆之介

CASE1

「GOチケット」の導入で
お客さまの心理的負担を軽減

CSV×DX推進を通し、お客さまのお役に立てる取り組みに精力的なあいおいニッセイ同和損保さま。
その取り組みの1つとして、「GOチケット」をご活用いただいています。
2021年よりGO BUSINESS導入の実証実験を経て、2023年9月より本格的に運用をスタート。
感じている効果や今後の展望等をお伺いしました。

お客さまの手間・待ち時間を軽減し、満足度向上

お客さまの負担となっていたもの

  • タクシー代の立て替え
  • 領収書整理、申請書類作成、送付
  • 返金までのタイムラグ

事故後の通院や日常移動でのタクシー利用において、どうしてもお客さまに対応いただく必要のあることが多いことが課題だった。

before

「GOチケット」の活用により、お客さまの一時的な立て替えは不要に。利用履歴のデータが残るため、お客さまに領収書をお送りいただく必要がなくなった。また、管理側も利用履歴がすぐに確認できるため、返金までのタイムラグも少なく、お客さまの負担を軽減できる。

after

吉本様 / あいおいニッセイ同和損保(以下、あいおい)

私たちが一番大切にしていることは、いかにお客さまのためになる仕事ができるかということです。本取り組みの対象となるのは事故に遭われて当社の損害サービスを受けられる方です。ただでさえセンシティブなお客さまの心理的負担を少しでも軽減できればと考えています。「GOチケット」導入によりお客さまの手間と返金までの待ち時間を解消できたことはとても大きな変化です。

領収書の管理時間を削減し、社内担当者の時間を有効に活用

社内担当者の負担となっていたもの

  • 手作業での領収書整理、管理
  • 利用区間が妥当なのかの確認

社内担当者は、送付される紙の領収書の管理・精算に多くの時間を要していた。

before

作業の効率化により次のアクションに繋げられ、より必要なところに時間を割けるようになった。実際の利用履歴ですぐに確認できるので、対応も正確かつスムーズに行うことができる。

after

吉本様 / あいおい

膨大な量の領収書を1枚1枚確認して、糊付けして...というように、アナログな作業で以前はとても時間がかかっていました。それがなくなるというのは劇的な変化です。このような作業を効率化できたことで、本来時間をかけていきたいお客さまへのアプローチなど、必要な業務に時間が多く使えるようになりました。

タクシーアプリ『GO』の
法人向けサービス
『GO BUSINESS』で
タクシー周りのDXを

CASE1.
あいおいニッセイ同和損保の活用事例

資料ダウンロード

「GOチケット」を使ったサービスの仕組み

  • あいおいニッセイ同和損保からお客さまへ、「GOチケット」利用方法等をご案内し、GOアプリのダウンロードを依頼
  • あいおいニッセイ同和損保からお客さまへ、「GOチケット共有用URL」もしくは「GOチケットコード」をご案内
  • お客さまはGOアプリからGO「GOチケット」でタクシー利用料をお支払い
  • GOからあいおいニッセイ同和損保へ利用料金を請求
  • あいおいニッセイ同和損保からGOへ「GOチケット」利用分を精算

「GOチケット」の便利なポイント

個別のタクシー領収書管理や
精算が不要に

有効期限や金額の設定で
適正な利用を促せる

通院の状況などを把握した上でお客さまに連絡できる

SMSで送られてくるURLをタップすると、GOアプリに「GOチケット」が登録※される。
※GOアプリがインストールされていない場合はインストール画面が開く

管理画面でデジタルタクシーチケットを発行し、利用者が『GO』で支払い方法に設定することで配車や決済に利用することができる。

「GOチケット」についてもっと知る

抱えていた課題へのアプローチ

「GOチケット」を導入した背景を教えてください。

吉本様 / あいおい

まず当社には、自動車事故に遭われたお客さまに対して保険金の支払いなどサポート対応を行う、損害サービス部門があります。
私が所属するグループでは、その損害サービス部門のビジネススタイル変革や業務プロセス改革を行うことで、よりお客さまのためになるサービスを提供できるようにすることを目的としています。

タクシーアプリ『GO』は便利だと以前から聞いていましたが、GO社との提携をきっかけに、事故対応の場面でGOサービスを活用できるのではないかと考えました。
事故後の通院や日常移動でタクシーを使うことになる場面では、お客さまに交通費を立て替えていただき、後ほど当社から返金を行うのですが、その際に課題と感じられることがありました。
一時的に費用を負担すること、領収書を保管して書類の記入とともに送付すること、返金までに時間を待つことなど、一定の負担を強いてしまう状況でした。

我々が一番に考えることは、事故に遭われたお客さまの利便性を少しでも向上させることにあります。事故後ということで、基本的にはマイナスの感情から始まるため、心のストレスを和らげてあげることが重要です。
怪我された方はそのストレスによって、回復するまで長引くといった影響もあるのではないかと考えています。そのため、快適なサービスを提供することで、お客さまの怪我や被害の早期回復に繋げたいと強く思っています。

そのような背景があり、GO社の担当者の方に相談をし、「GOチケット」本格導入に向けた実証実験を行うことから始まりました。

お客さまの利便性が高まるのを体感できた実証実験

実証実験の結果や本格稼働までの流れはいかがでしたか。

吉本様 / あいおい

実証実験では、本番の「GOチケット」の機能条件とは異なる点もあったり、様々な制約がある中で進めていきましたが、利用されたお客さまからは「便利だった」「助かった」という声が多く届きました。
これまで事故対応の場面でタクシーアプリを利用する機会はありませんでしたが、お客さまの利便性が非常に高まることを身を持って体感できたのは大きな結果でした。

白鞘 / GO

事故対応の場面でのタクシー移動を、タクシーアプリに置き換えるという話を聞いた時には、我々の提供するサービスで貢献できるという可能性を感じました。
そこから実証実験が動き出した中で、あいおい様の担当者の方々には、オペレーションへの定着や周知など、力を尽くしていただき感謝しています。
また密に連携いただくことで、現在にかけて日々お客さまの声やフィードバックも得ながら、サービスの改善を進めていけています。

吉本様 / あいおい

こちらこそ使い勝手が良くなるよう、柔軟にカスタマイズしてもらえたりと助かりました。
例えば実証実験時は、タクシー乗車のためのチケットをお客さまに発行するには、当社からGO社担当者に毎回連絡をし、その後にGO社担当者がシステム内でお客さまにチケット配布を行うという流れとなり、タイムラグが発生していました。
しかし、本格稼働時には当社が直接『GO BUSINESS』管理画面でチケット発行ができるようになり、お客さまも使いたい時にすぐ使えて、便利な形で改善されました。

タクシーアプリ『GO』の
法人向けサービス
『GO BUSINESS』で
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あいおいニッセイ同和損保の活用事例

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実証実験で出た課題を解決

実証実験時
実証実験後

吉本様 / あいおい

実証実験の際には「GOチケット」ではなく、クーポンを発行してからお客さまのアプリ内にクーポンを配布するという方法をとっていました。「クーポン発行」を依頼した後、GO社を経由して配布するという点でタイムラグが出てしまう点が課題となっていました。
それを「GOチケット」で解決してくださり、とても使いやすくなりました。「GOチケット」になってからはシステム内でチケットを発行し、直接お客さまに配布できるため、とてもスピードが早くなりました。

タクシー代の立て替え、領収書の管理・送付等
お客さまの負担を解消しストレス軽減に貢献

損害サービスを提供する場面でタクシー利用をされるお客さまのどのような課題が解決されたか、具体的にお伺いできますか。

吉本様 / あいおい

タクシー利用時にお客さまが行なっていた、立て替えが不必要になった点が挙げられます。事故に遭われたことに加えて、さらに立て替えもしなければならないというのは、これまで抵抗感があったと思います。

後で返金されるとしても一定の時間を要し、連休と重なると1週間程度かかることもあったため、立て替えが発生するというのは大きな課題となっていました。
また、もう一つ大きな課題が解決されたのは、領収書の面です。タクシー利用時に受領する領収書は保管・整理して、記入した書類とともに当社に送るという手間をかけざるを得ない状況でした。

中には領収書の紛失が起こり、その際に社内担当者がタクシー会社に連絡して、そしてその後お客さまに確認してと、やり取りが増えてお互いに負担になることもありました。
その他にも解消された点はありますが、GOアプリによって「立て替えがなくなったこと」「領収書の送付が不必要になったこと」は、お客さまのストレス軽減に貢献しています。

「GOチケット」を利用された
お客さまからの声

吉本様 / あいおい

操作性については、タクシーを利用するためのチケットコードを、社内担当者からお客さまにお送りするのですが、SMS上でURLをタップするだけですぐにアプリ画面に自動で取り込まれる仕組みになっているのは感動されます。

白鞘 / GO

スマホ画面をタップして、遷移する仕様はこだわり抜いた部分です。
どなたでも迷わず利用を開始していただきたいので、スムーズな操作性(URLをタップし、1回~2回の操作でお客さまがタクシーの利用ができるという状態)を目指しました。プロダクトとしての制限が一定ある中で、操作性をどのように担保するのか、社内で議論が繰り広げられながら調整が図られました。

チケット発行、送付や利用履歴の確認も簡単

社内担当者の業務改善においては、どのように役立ちましたか。

吉本様 / あいおい

「GOチケット」導入前は、タクシーの精算を行うにあたり、お客さまから送られてくる領収書の日付や移動場所などを、ひとつひとつ確認しなければならない手間がありました。
お客さまによっては、領収書が1度に何百枚と送られるようなこともあり、それを1枚1枚台紙にノリ付けするといった負担は避けられませんでした。

領収書の整理というのはあくまで作業であり、目的はそのような情報をもとに次にどのように交渉を進めるか、どういったお話をお客さまにするかなどアクションを起こすことです。
それが「GOチケット」を導入した結果、領収書の整理や様子伺いの電話をする必要がなくなったというのは、楽になった点といえます。

そして、いつ・どこからどの場所までタクシー移動が行われたのかが管理画面上からデータとしてリアルタイムで分かり、お客さまに対する次のアクションがすぐさま行えるようになったことは画期的でした。

当たり前だと考えていた立て替え、精算の手間が、簡単な操作で完結

社内担当者のサービスへの反応はいかがでしょうか。

吉本様 / あいおい

初めて使うシステムだと、通常は導入時に「操作方法が分かりません」「どのように使えばいいですか」という相談が入ったりするのですが、今回の取り組みは全くそれがありませんでした。

例えば、お客さまにタクシーを利用してもらううえで、チケットコードを社内担当者からSMSで簡単に送れるようになっているなど、操作性で苦になることは現在ほとんどありません。

お客さま側の利便性だけでなく、当社担当者側の操作においても、入力項目が少なくシンプルですぐに使いこなせている印象があります。
紙の領収書で管理するというのは、私ももう何十年も当たり前のことだと考えていたのですが、いま改めて振り返ってみると、面倒なことを重ねていたのだと思ってしまうほどです。

タクシーアプリ『GO』の
法人向けサービス
『GO BUSINESS』で
タクシー周りのDXを

CASE1.
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共同の取り組みに対する今後の思い

吉本様 / あいおい

タクシーアプリの良さは、本当に便利であることです。便利であるほど、ストレスも和らぎ、感動・感激も生まれます。事故に遭われた方に、そうしたアプリの便利さを体感いただき、事故のことを忘れて日常生活に少しでも早く戻れることに繋げられればと思います。
GOチケットは日々進化を続けていますが、そのメリットを当社の業務改善に活かすとともに、一番はお客さまのためになるようこれからも有効活用していきます。

白鞘 / GO

我々が提供している法人向けGOサービスは、直接的なお客さまとなるあいおい様、そこで働かれている従業員様、そしてあいおい様のお客さまである保険の利用者様がお持ちの、何らかの交通課題を解決したいという思いがあります。
今は、事故時のタクシー移動に焦点を当てて「GOチケット」という形でサービス提供を行なっていますが、特定の手段にとらわれることなく、多様なアプローチ方法で交通課題の解決を共に進めていきたいです。

移動課題を解決するなら『GO BUSINESS』 BUSINESS』

『GO BUSINESS』はダウンロード数No.1*タクシーアプリGOの法人契約版。ビジネス用途に合わせたタクシーの配車、精算・利用管理等の効率化を実現するサービスです。

*data.ai by Sensor Tower調べ - タクシー配車関連アプリにおける、日本国内ダウンロード数(App Store/Google Play合算値) - 調査期間:2020年10月1日~2024年9月30日

  • ※日時:2023年2月時点 調査対象:GO BUSINESS導入企業 調査方法と機関:自社調べ

『GO チケット』が選ばれる理由

領収書処理・
経費精算が楽に

  • 経費精算が不要になり、タクシー経費ならではの細かな申請内容の確認など煩雑な管理工数を削減
  • 適格請求書が発行されて請求書をデータで管理が可能に

乗車データの確認ができ
利用状況が把握可能

  • 乗車データはほぼリアルタイムに反映。社内のタクシー利用を可視化し、不正利用の抑止に
  • 部署やプロジェクトなど任意の単位で指定し、利用状況と利用金額をいつでも把握可能

タクシーチケット発行〜
利用がオンラインで完結

  • GO BUSINESSの管理画面から「GOチケット」(電子タクシーチケット)を発行可能
  • 発行したコード(もしくはURL)をメールなどに貼り付けて送信するだけで、簡単に受け渡しができる
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動画でわかる『GO BUSINESS』

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