『GO BUSINESS』を導入して配車時間は5分の1に、 経費精算の工数は80%削減

『GO BUSINESS』を導入して配車時間は5分の1に、 経費精算の工数は80%削減

「東京の情報を国内外に発信して、世界に開かれたテレビ局を目指す」をビジョンとして掲げる『東京メトロポリタンテレビジョン株式会社』(以下、『TOKYO MX』)。情報の収集・発信の要である報道局が、取材時の交通手段として『GO BUSINESS』を頼りにしている理由とは? 報道局長の買場道雄さまにお話を伺いました。

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    課題

    • タクシー会社に配車を依頼しても20分前後待たされることが多かった 
    • 記者もカメラマンも移動が多く、溜まった領収書の乗降場所や取材目的が思い出せないケースが多かった 

    実施策

    • 台数が多い『GO BUSINESS』と契約することで配車にかかる時間を削減
    •  乗車メモ機能を使って取材目的を乗車中に入力できるように

    効果

    • 呼べばすぐに来てくれるから、取材先から取材先への移動も楽になった
    • 乗車メモを記入することで、利用者、管理者ともに領収書の内容確認にかかる時間が大幅に減った
    • 配車時間は5分の1になり、経費精算の工数も80%ほど削減できた

    タクシーを捕まえる場合に20分以上待ち、次のスケジュールに影響することも

    『GO BUSINESS』導入を検討されたきっかけを教えてください。

    買場さま 『GO BUSINESS』導入前は他社に配車をお願いしていたのですが、台数が少ないことから、23区で日中に依頼しても20分以上待たされることが多かったんです。そうなると、次の現場に予定通りに到着できないことも多く困っていました。そんななか、報道担当のカメラマンから『GO BUSINESS』を導入してほしいとの直談判がありました。タクシー車内の広告を見て『GO BUSINESS』を見たらしく、情報を調べているなかで“呼んだらすぐに来てくれる” “台数が多い”という印象を持ち、契約のメリットを大きく感じたので問い合わせを入れさせていただきました。

    『GO BUSINESS』以外に導入を検討したサービスは?

    買場さま 比較検討したサービスはあったのですが、普段、街を見渡しても『GO』の台数が多い肌感があったし、実際にタクシー配車アプリの国内最大手とのことだったので、迷いはありませんでした。

    『GO』の利用者が多かったので導入もスムーズに

    ID*は、仕事でタクシーを利用することがある社員のみに発行しているのでしょうか?

    • IDとは…GOアプリでGO BUSINESSを利用するためには、「ビジネスID」と呼ばれる利用権限をタクシー利用者へ発行します。発行した「ビジネスID」と利用者のGOアプリアカウントを連携することによって、GO BUSINESSユーザーとしてタクシーを利用することが可能になります。

    買場さま 今のところ、カメラマン全員と、緊急性の高い取材をすることがある一部の記者にのみ発行しています。たとえば警察担当の記者は突発的に現場に行くことが多いですが、そこまで時間がタイトではない案件を担当している記者には、基本的に公共交通機関を使ってもらっています。IDを発行しているスタッフの人数としては10人くらいですが、使い勝手がいいので、今後はID発行対象者の範囲を広げていきたいです。

    ID発行対象者には、スムーズにアプリをインストールしてもらえましたか?

    買場さま プライベートで『GO』を利用している記者やカメラマンが多かったため、とてもスムーズでした。『GO』のアプリをまだインストールしていなかった人も、年齢的に比較的若めなこともあり、感覚的に使えるアプリだから使用にはまったく問題がないようでした。使い方に関して会社側でマニュアルを用意することもありませんでしたが、特に質問がきたこともないです。唯一、仕事用のIDを持つことでプライベートのIDが消えてしまうのでは? という不安はあったようですが、請求先を切り分けられることがわかってからはみんな安心したようです。

    配車時間は5分の1に、経費精算の工数は80%削減。

    『GO BUSINESS』を導入したことで利用者側にもメリットがありましたか?

    買場さま なによりまず、呼んだらすぐに来てくれることは大きな魅力です。取材先から次の取材先に移動するときなども極めてスムーズです。以前は配車しても待ち時間が長かったり、流しでも雨だと捕まらなかったですが今は1〜4分で来てくれます。東京といっても23区外は交通量が多くなく、場所によっては最寄り駅まで30分以上かかることがありますが、そういう場所からもアプリの簡単操作で呼べるところも頼もしいと感じています。また、今までは同じ日付の領収書が何枚も出てきた場合に、乗降地や利用目的がわからなくなってしまうこともありました。

    GO BUSINESSを使えば乗降地は自動で登録され、乗車中に目的地を乗車メモに記載できます。降りてすぐに取材に着手できることから、利用者の負担も大幅に減っています。

    『GO BUSINESS』を導入したことで管理者側にもメリットがありましたか?

    買場さま 今までは未収書をタクシー会社からいただいて、使った人の名前・乗降地・乗車時間を書いて正しく使われていたのかなどのチェックをした後に領収書とのデータ突合をしており、それに毎月3~4時間を要していました。導入後は1時間もかからず、管理画面から時系列に確認することもできるので、作業時間が減っただけでなく、単純に作業が楽になっているようです。時間換算だと80%の工数削減になっています。

    紙の利用が減ってエコにもなるし、タクシーに代替することで費用が一部浮き、安全に移動もできる

    導入による経費精算時の副次効果があれば教えてください。

    買場さま 経費精算で浮いた時間を、重要性の高い別の作業に充てられるようになりました。しかも、弊社は経費申請の際に紙に出力してハンコを押す文化が未だに残っているのですが、『GO BUSINESS』の利用分に関してはすべてまとめて一枚の領収書として出力されます。エコにもつながるし一票一票チェックしてハンコを押している社員の労力も減っています。

    移動時の副次的な効果があれば教えてください。

    買場さま 私たちは移動しなければ話にならないですし、カメラマンなどは大きな荷物を持っているので電車で移動する訳にもいかないです。カメラマンの方に運転をお願いすると場合によっては危険なこともあります。現在もドライバーさんにお願いしている所ではあるのですが、撮影現場でロングステイして無駄な時間を過ごすこともあったので、ドライバーさんに依頼する場合とタクシーを利用する場合を使い分けて効率的に移動できるようにしました。タクシーに代替して費用が一部浮いたし、事故リスクも少なくなるので安全に移動ができるようになりました。

    GO BUSINESS利用者を増やしていきたい

    追加してほしい機能はありますか?

    買場さま アプリの使用勝手も良いですし今でも十分ですが、乗車メモの記入を忘れる人がたまにいるので、記入していない場合、アラートが出るようになればこちらで注意しなくていいので助かります。

    今後の展望として、ID発行対象者を増やしていきたいと考えているので、さらに使いやすさを追求していってくれたらうれしいですね。

    TOKYO MXは2023年に開局28周年を迎えるテレビ局。24時間マルチチャンネル放送、「東京」に焦点を当てた報道、コアな層に向けた生放送番組など、独自の番組編成はもちろん、無料番組配信サービス「エムキャス」などデジタル技術を積極的に活用し、多数の番組を放映中。

    『GO BUSINESS』導入後、タクシー経費に関する業務を約20時間削減。利用目的が不透明なタクシー乗車の抑止にも

    THINGMEDIA株式会社

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