タクシーを電話で呼ぶ方法とは？注意点やアプリの利用についても解説

タクシーを呼びたいときに、電話をかけて呼ぶ方法を思い浮かべる方も多いでしょう。本記事では、初めて電話でタクシーを呼ぶ方のために、詳しい方法や注意点など解説します。

タクシーを呼ぶもう1つの手段であるタクシーアプリについても紹介するので、近々タクシーを利用する予定がある方はもちろん、日頃からよくタクシーを利用する方もぜひ参考にしてください。

タクシーを電話で呼ぶ方法

タクシー会社は、基本的に注文専用の電話番号を設定しています。そのため、タクシーを電話で呼びたい場合は、注文専用の電話番号をインターネットで調べて電話をかける方法が一般的でしょう。

電話では、主に「名前」「迎車先の住所」「目的地」「予約有無」などを聞かれます。

また、駅や大型施設にはタクシー呼び出し専用電話を設置していることもあり、受話器を取るだけでタクシー会社につながり、通話料をかけずにタクシーを呼ぶことができます。

タクシーを電話で呼ぶ前に知っておきたい注意点

タクシーを電話で呼ぶ場合は、スムーズに依頼できるように注意点を押さえておきましょう。特に注意したい4点を解説します。

場所を口頭で説明する必要がある

タクシー会社に予約の電話する際は、オペレータに乗車する場所を伝える必要があります。

その場合には交通の妨げにならない場所を選び、住所とともに目印となる目標物や建物を伝えるとスムーズに乗車できます。自動音声で場所を事前に登録できる方法もあるため、その場合には音声の指示に従って登録してください。

また、同時に降車地も聞かれるため正しく伝えましょう。

さらに大きな荷物がある場合や、チャイルドシートの利用、さらにペットの同乗などは事前に伝えておかないとトラブルの原因となるため、注意が必要です。

必ず手配できるわけではない

タクシーには需要が増えるタイミングがあり、電話をかけてもすぐに手配できない場合があります。

時間帯では、朝の通勤が集中する8時前後、帰宅ラッシュが始まる18時前後に利用者が増えるでしょう。また、帰宅とともに飲食のために利用する方もいるため、その帰宅時間となる深夜までは、利用が増加する傾向にあります。
天候においては、梅雨、猛暑、台風、降雪など季節ごとにタクシー需要が集中する要因があります。特に降雪時や洪水などでタクシーの通行が制限される場合は、手配が難しくなります。

タクシーの利用が決まったらなるべく早く予約し、それらの影響を回避しましょう。

運賃とは別に迎車料金が発生する可能性がある

タクシーを呼ぶ場合は、流し（道端で走っているタクシーを止めて乗車すること）やタクシー乗り場で利用する場合と異なり、運賃とは別に迎車料金が発生することがあります。

また、迎車料金は正確には迎車回送料金といいますが、精算時に実際に走行したメーター運賃に加算される形で請求されます。

タクシー運賃に上乗せされる金額になるため慌てないように、そしてタクシー会社によって設定料金が異なる場合があるため、電話する際に確認すると良いでしょう。

待たせた場合には待機料金が発生する可能性もある

迎車されたタクシーを乗車するまで待機させてしまった場合には、待機料金が発生することがあります。

一般的なタクシーは、時間距離併用性運賃を採用しており、距離とともに一定速度以下で走行した場合には時間に応じても料金メーターが進む仕組みになっています。

そのため、迎車タクシーを長く待たせると、時間に応じて料金が加算されます。無駄な出費が無いようにするとともに、時間どおりに手配をし、すでに到着しているタクシーを待たせないようにすることも、タクシー利用のルールです。

電話以外にもタクシーアプリの利用がおすすめ！

タクシーを電話で呼ぶ方法以外に、最近ではタクシーアプリで呼ぶ方法も定番になりつつあります。

アプリでは、タクシーを手配する手間や問題点を回避できる良さが多くあり、徐々に利用者が増えています。タクシーアプリにはどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

スマホの操作だけでタクシーを呼べる

タクシー専用電話などを探さなくても、常に携帯しているスマートフォンの操作だけでタクシーを呼べることが、利用が拡大している大きな理由でしょう。

タクシー利用が決まったらすぐに手配できるため、待つ時間を短縮できます。

また、タクシーを呼びたい場所の指定もスマホ上の地図を選択すれば良いので、初めての場所でも指定しやすく、口頭で伝える必要がないのもタクシーアプリの特徴です。

タクシーアプリ「GO」でも地図を拡大してピンを乗車位置に移動し「ここで乗る」ボタンを押すと場所を選択できるので、初めての場所でも現在地を調べる手間が省けます。

運賃や到着時間の目安が分かる

タクシーアプリによっては、事前に運賃の目安が分かる機能があります。

「GO」では、限られた一部のエリアでは事前運賃確定の機能が利用できます。アプリ上で乗車地から行き先までの走行予定ルートの距離を測り、その距離に応じた運賃が乗車前に確定するため、ルートを変更しない限り、運賃が変わることがありません(※)。

「渋滞しているからメーターが上がってしまうかも」「初めて行く場所だからいくらかかるのか不安」といった運賃に関する不安を解消できるのではないでしょうか。

また、到着時間の目安も確認できるのも嬉しいポイントです。交通状況によって左右する可能性はありますが、大体の到着時間を知っておくことで、次の予定を立てやすくなります。

(※)事前確定運賃とは別に迎車料金がかかります。有料高速道路を通るルートを選択された場合は別途有料道路料金がかかります。道路状況等によって事前確定運賃がメーター運賃よりも高くなることがあります。

事前決済が可能

タクシーアプリでは、タクシーが目的地に到着してから行う車内での現金決済やクレジットカードなどでの決済を、事前に行うことが可能です。

タクシーアプリ「GO」には降車時に車内での支払いが不要になり、スムーズな降車が可能になる「GO Pay」と呼ばれるサービスがあります。アプリにクレジットカード等を登録することで「GO Pay」によるアプリでの決済が可能となります。(※)。「GO Pay」で決済をすると領収書もアプリで発行できるため、紛失の心配がなくなる上にお財布の中もすっきりするでしょう。

(※)GO Payが何らかの原因（登録いただいたお支払い方法の残高不足や有効期限切れ、システム要因等）で成功しない場合は、別途タクシー車内でお支払いをお願いする可能性があります。

まとめ

乗り慣れている方にとっては簡単でも、たまにしか利用しない方にとってはタクシーを呼ぶのはハードルが高いことかもしれません。

タクシーを電話で呼ぶ際にはスムーズな手配ができるように、紹介した注意点を押さえておきましょう。

また、タクシーアプリを利用することで、タクシー手配のハードルを下げて、より多くの移動の機会にタクシーを使うことができます。