GO BUSINESS タクシー経費のインボイス制度対応に関する調査レポート

ご対応はお済みですか? インボイス制度における盲点、タクシー経費への対応について調査結果を発表

タクシーアプリ 『GO』 の法人向けサービス
『GO BUSINESS』 から発信する
経費DX検討のヒント

今回は、2023年10月より施行されたインボイス制度の、
盲点になりがちなタクシー経費精算とその対応状況についてです。

タクシー経費の手続きは
どのように対処する必要があるのか?
他の企業の取り組み・検討状況は?

気になるインボイス制度について、
タクシー経費に関する留意点とあわせて、
お知らせいたします。

調査期間:2023年3月24日〜3月28日
調査対象:直近1年以内に仕事でのタクシー利用がある全国の有職者1,932名

RESULTタクシー経費の
インボイス制度対応に関する調査
結果発表

調査結果01

インボイス制度の思わぬ盲点!?
タクシー利用層と、その承認層の認知差も
顕著な結果に

タクシー領収書も
インボイス制度の対象

という認知率は36%

インボイス制度がタクシー領収書も対象になることは知らなかった利用者

タクシー領収書が
インボイス制度対象であることの認知率

インボイス制度が
タクシー領収書も対象になることを

note

  • インボイス制度がタクシー領収書も対象になることを、管理者は比較的認知が高いのに比べて、利用者は認知が低い

有効回答n=1932

解説

タクシー経費申請側と
承認側の認識差が顕著
制度施行時に認識齟齬が発生する
可能性あり

迫りくるインボイス制度の対応で、自社発行の請求書を中心にご対応中の企業は少なくないかと思われますが、経費精算時に提出される領収書類もその対象となります。多くのビジネスパーソンの方がご利用のタクシーもその対象ですが、タクシー領収書も対象となることを認識されている方は、全体で36%に留まる結果となりました。

部署別の内訳を見ると、実際に経費管理をされる財務・会計・経理セクションでは約半数が認知されていましたが、領収書を提出する側となりうる営業(外販)や事務、広報・マーケセクションは20%前後と、タクシー経費申請側と承認側の差が顕著に。制度施行時に認識齟齬が発生する可能性もゼロではない、という傾向が見て取れました。

GO BUSINESS 担当から

GOアプリ事業本部 加藤

日々ご利用いただくタクシーの領収書は、実はインボイス制度の盲点になる可能性が!
早い段階から、実際にタクシー利用される方への対応依頼をしておく必要が生じそうです。

調査結果02

インボイス制度により、
タクシー経費利用はどのように変わる?

「使えるタクシー会社が制限
される

「申請項目が増える
ことへの警戒感も

「使えるタクシー会社が制限される」「申請項目が増える」 ことへの警戒感

インボイス制度に伴い、
タクシー経費利用はどうなると思うか

  • インボイス制度に伴うタクシー経費利用は特に変わらないと思いつつ、本当はタクシー利用に影響があることが気になっている

有効回答n=1361

解説

業務は特に変わらないと思いつつ、
チラチラと日々のタクシー利用に影響がありそう、と気になるのが本音

制度施行に伴う影響については、半数以上は特に変わらないと思っている一方で、「使えるタクシー会社が制限される」「会社での申請項目が増える」と、タクシーの利用やその後続手続きへの影響を警戒されている方も。日々の業務にどの程度の影響があるのか、始まってみないとわからない、というのが本音なのかもしれません。

GO BUSINESS 担当からの「考察と勧め」

タクシーの領収書も、1枚ずつ、
インボイス要件の
対応チェックと手続きが必要

GOアプリ事業本部 加藤

消費税の仕入税額控除の方式として導入されるインボイス制度(適格請求書保存方式)は、業務で使ったタクシーの経費精算にも適用されます。タクシーの領収書もその対象で、1枚ずつ、インボイス要件の対応チェックとその手続きが必要に。クレジットカードでの明細処理は特にご注意を!

タクシー観点でのインボイス制度対応時の
要注意ポイントはこちら

インボイス制度対応時のタクシー経費精算 ここがポイント!

  • カード明細での税額控除ができなくなる!?

    3万円未満の仕入れの場合、領収書がなくても帳簿記載だけで消費税仕入税額控除となっていました。この特例が2023年10月より原則廃止(※)、帳簿記載だけでは控除が認められなくなります!

    ※公共交通機関の運賃や自動販売機、郵便や貨物サービス等はこれまで通り領収書等は不要。帳簿のみの保存が認められます。

    card
  • 取引相手から受け取る領収書等の
    保存が必要!

    インボイス制度下では3万円未満の決済分も含め、取引相手から受け取る領収書等の保存が必要となります。

    folder

調査結果03

準備段階の企業も多数
対応を委ねられる組織として、

財務・会計・経理セクションの
負荷が重くなる可能性

準備段階の企業も多数!対応を委ねられる組織として、財務・会計・経理セクションの負荷が重くなる可能性

誰がインボイス制度に対応(予定)するか
インボイス制度認知者ベース

  • 圧倒的に経理に委ねられている

有効回答n=1619

インボイス制度について会社で
どのような対応を行なっている(予定)
承認者、または経営者ベース

有効回答n=1615

解説

「本格着手前フェーズ」の方は
のべ60%超え!
その対応は圧倒的に経理セクションに

様々なところで目にするようになったインボイス制度対応準備ですが、タクシー経費に関する対応を含め、わからない・移行措置期間に対応・これから検討すると本格着手前のフェーズの方はのべ60%を超える結果に。

その対応は圧倒的に経理セクションに委ねられていますが、自社の請求から経費処理まで様々な対応が求められるため、施行に向けてご担当者の対応タスクは多岐にわたることになるかと想定されます。

GO BUSINESS 担当からの「考察と勧め」

GO BUSINESS による先回った対応で
関係組織の方の制度対応負荷を
下げる取り組みを!

GOアプリ事業本部 加藤

自社が発行する請求書のご準備など、制度改正に伴う関係組織の方の制度対応負荷は小さくないかと思います。そのような中で、施行後にタクシー経費も対象だったと更に煩雑な手続きが増えないよう、GO BUSINESS で先回った対応をいただくことをお勧めします!

GO BUSINESS なら、タクシー経費のインボイス制度対応を一気に解決!

GO BUSINESS で
できること
  1. 適格請求書をまとめて発行
  2. 経費精算システムとの連携
  3. 請求書をデータで管理

インボイス対応のためのコストを一気に削減!

  • 社員1人1人からの領収書申請が不要!

    GO BUSINESSなら、社員1人1人からの領収書申請が不要に。タクシー経費精算における、インボイス対応のためのコストが一気に削減されます。

    chart

GO BUSINESS の
主要機能

  1. 請求書払い

    • 請求書による後払い決済をご利用いただけます。
    • タクシー代金をコーポレートカード不要で会社請求にすることが可能です。
  2. 乗車メモ

    • タクシーの利用目的を入力できます。
    • 入力された内容によって仕分けが可能になり、経費管理がスムーズに。
  3. Concur連携

    • Concur Expenseとの連携で、タクシー領収書が電子領収書として自動連携。
    • 電子帳簿保存法改正への対応も手間なく可能。
  4. タクシー利用
    データ管理

    • 乗車データの閲覧/DLが可能です。
    • 管理が煩雑な大企業様の運用コストを低減する支援機能が実装。
  5. Web代理配車

    • 役員/ゲストのためにWebから代理配車ができます。
    • タクシー料金をゲストに代わって負担することも可能に。
  6. タクシー優先配車

    • 周辺に空き車両がない場合、追加料金なしで優先的にタクシーを呼べます。※通常は有料サービス「優先パス」の利用が必要