タクシーはワンメーターの近距離でも利用できる?金額や距離も解説
タクシーをワンメーターだけ利用したら迷惑ではないかと気になる方もいるでしょう。本記事では、タクシーをワンメーターだけ利用しても良いのか、ワンメーターの運賃や走行距離について解説しています。タクシーの近距離利用に不安を感じる方は、ぜひご覧ください。
天気が悪い、体調が思わしくない、荷物が多いなど、タクシーを利用したくなる場面は多々あります。
しかし、「近距離利用は迷惑かな?」とためらう方も多いのではないでしょうか。ワンメーターでどこまで行けて、運賃がいくらになるのかが気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、タクシーをワンメーターだけ利用しても大丈夫なのか、ワンメーターの運賃や走行距離はどれくらいかなどの疑問を解消します。タクシーの近距離乗車が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
タクシーをワンメーターだけ利用しても大丈夫?
タクシーの「ワンメーター」とは、タクシーの初乗り運賃です。乗車時にメーターに表示される金額で「初乗り○○円」と掲載されていることがあります。
初乗り運賃のみでタクシーに乗るのは、距離も短く金額が低いためためらう方いるのではないでしょうか。
しかし、実際はワンメーターの利用など近距離利用でも問題はありません。初乗り運賃の値下げによって近距離利用する方も増えているので、心配せずにタクシーを利用すると良いでしょう。
地域によってワンメーターの距離は異なる
タクシーのワンメーター乗車は、地域により走行できる距離や運賃が異なります。
タクシーの運賃は「時間距離併用制運賃」といって、一定速度以下で走行した時間に応じて運賃が加算されるシステムになっています。
走行距離だけで運賃が決まると、たとえば渋滞に巻き込まれた場合に、かかった時間に対して利益が出づらくなってしまいます。
なお、時間距離併用制運賃は、時速10km以下になった場合に所定の時間ごとに80~90円程度加算されるのが一般的です。こちらも地域によって金額が異なります。
時間距離併用制運賃が加算される時間もそれぞれ異なるので、タクシーの運賃が気になる方は仕組みを把握しておきましょう。
参考記事:タクシー料金はどのようにして決まる?仕組みについて徹底解説!
【地域別】タクシーのワンメーターで行ける距離
ワンメーターの走行距離が地域によって異なるため、自分が住んでいるエリアの走行距離が気になる方もいるでしょう。
ここでは北海道・東京・神奈川・大阪・広島・高知・福岡の、ワンメーターの距離をご紹介します(※)。
都道府県 | エリア | 走行距離 |
---|---|---|
北海道 | 札幌A地区 | 1.463km |
東京都 | 特別区・武三地区 | 1.052km |
神奈川県 | 京浜地区 | 1.2km |
大阪府 | 大阪地区 | 1.7km |
広島県 | 広島県A地区 | 1.5km |
高知県 | 高知市域地区 | 1.25km |
福岡県 | 福岡A地区 | 1.6km |
比べてみると、ワンメーターの走行距離が1番短い東京と1番長い大阪府大阪地区では、700mほどの差があることがわかります。
思っていたより料金がかかってしまった、という事態にならないよう、事前にタクシーに乗車するエリアの情報を調べておきましょう。
(※)普通車の場合の走行距離です。記事執筆時点。
【地域別】タクシーをワンメーターだけ利用した場合の運賃
ここではワンメーターの運賃について解説します。北海道・東京・神奈川・大阪・広島・高知・福岡を都道府県別に調査しました(※)。
都道府県 | エリア | 初乗り運賃(上限) | 時間距離併用制運賃 |
---|---|---|---|
北海道 | 札幌A地区 | 670円 | 1分40秒ごとに80円 |
東京都 | 特別区・武三地区 | 420円 | 1分25秒ごとに80円 |
神奈川県 | 京浜地区 | 500円 | 1分35秒ごとに100円 |
大阪府 | 大阪地区 | 680円 | 1分30秒ごとに80円 |
広島県 | 広島県A地区 | 660円 | 1分50秒ごとに80円 |
高知県 | 高知市域地区 | 580円 | 1分45秒ごとに100円 |
福岡県 | 福岡A地区 | 750円 | 1分20秒ごとに60円 |
東京のワンメーターの運賃は、走行距離が短い代わりに安いことがわかります。
上記はエリアの上限額を記載しているため、実際の初乗り運賃は金額が異なることがあります。また、地域によっては普通車が中型車扱いになっている場合があるので、あくまでも目安と考えてください。
(※) 普通車の場合の運賃です。記事執筆時点。
近距離利用なら支払いがスムーズなタクシーアプリがおすすめ
ワンメーター利用の支払いを現金ですると、小銭が必要になります。お釣りが出ると、煩わしく感じる方もいるでしょう。
そんな時は、降車時の車内でのお支払いとレシートの受け取りが不要になるタクシーアプリ「GO」の決済サービス、「GO Pay」の利用がおすすめです。
タクシーアプリ「GO」とは、スマートフォンを使って通話不要でタクシーを呼べる、便利なアプリです。アプリ上に表示される地図でタクシーの乗車位置を指定し、「タクシーを呼ぶ」ボタンをタップすると、GPSを利用して近隣のタクシーを呼び出します。
道や乗り場など流しでタクシーを利用する際に便利な機能が「GO Pay」です。
「GO Pay」対応のタクシー車両に乗車した際は、乗車中にタクシー車内の後部座席タブレットで「GO Pay」を選択・手続きすれば、目的地到着後、乗務員との支払いやり取り不要ですばやく降りることができます(※) 。
さらに、領収書もアプリ上での発行になるため、スムーズな降車が可能です。
なお、「GO」と「GO Pay」はAndroidとiPhoneのどちらでもご利用いただけます。
(※)「GO Pay」をご利用いただくには、事前にクレジットカード等のご登録が必要です。詳しくはこちらをご確認ください。
(※)「GO Pay」が何らかの原因(登録いただいたお支払い方法の残高不足や有効期限切れ、システム要因等)で成功しない場合は、別途タクシー車内でお支払いをお願いする可能性があります。
まとめ
タクシーの近距離乗車は、金額が低いことから、「乗務員に嫌がられるのではないか」、「迷惑をかけてしまうのではないだろうか」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
初乗り運賃が値下げされたことでワンメーターのみのタクシー利用をする方も増えているので、遠慮せずに利用しましょう。
タクシーアプリ「GO」は、通話不要でタクシーを手配することができ、すぐに乗車したい方におすすめです。
キャッシュレス決済サービスの「GO Pay」を利用いただければ、降車時の車内でのお支払いとレシートの受け取りが不要になり、スムーズなタクシー利用が可能です(※)。
入会金や月額料金はかからないので、お気軽にインストールしてみてください。
(※) GO Payが何らかの原因(登録いただいたお支払い方法の残高不足や有効期限切れ、システム要因等)で成功しない場合は、別途タクシー車内でお支払いをお願いする可能性があります。
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